コナン・ドイル | 一目均衡表日記

コナン・ドイル

 シャーロック・ホームズものは今読んでも大変面白く、時々ページをめくります。

作者のコナン・ドイルは1859年生まれですから一目山人の親と同時代人ということになるでしょうか。

シャーロック・ホームズの方法論は科学者等好んで引用する事が多いのでありますが、私も大いに感銘するところがあって一度勉強会でのテキストでご紹介した事があります。



「いったい犯罪にはきわめて強い類似性というものがあるから、千の犯罪を詳しく知っていれば、千一番目のものが解決できなかったら不思議なくらいなものだ」


「僕にはその点一種の直覚力があるからね  中略  観察は僕にとって第二の天性だ」


「僕はもっと信念を深くすべきだ。一貫した推理の糸の一箇所に一見これと矛盾する事実の現れたときには必ずやこれにとって代わるべき解釈のあるものだくらい、今ごろになって悟るようではだめだ。」

  緋色の研究 新潮文庫



このような台詞をはったりではなしに言い切ることの出来る人がどれだけいるか疑問でありますが、私にとってシャーロックホームズと一目山人は重なる部分が非常に多かったのであります。


今週は書く事もないので明日はこの続きを。