初級者講座 | 一目均衡表日記

初級者講座

 土曜日に初級者講座を久しぶりに開催しました。人数は少ないものの、愛知県、静岡県からわざわざ出席の方もおり、遠くから参加されるだけに事前の勉強も充分で、結局初心者には難しい講義になってしまったかもしれません。4時間の長い講義でしたが、皆さんお疲れ様でした。  
 平均株価については明日、コメントする事としまして、今日は変化日について少し述べます。変化日の意味を「相場の変化が起こりやすい日」として捉えている方が多いと思いますが、一目均衡表で言う変化日は厳密にはそのような意味ではありません。ある日を相場の起点として上げか下げかの方向を形成する場合には、相場は必ず三波動Nを形成します。つまり、ある値段、ある日にちまでは(三波動Nの完成する場所までは)上げ、または下げるはずである。として変化日を定めるのであります。 
ですから変化日で変化しないと言う事は、自分で仮説として立てた相場の起点、中心点が誤っている事を意味します。先週のべた42週目の意味、3月2日の意味は戻り相場として、あるいは上げ相場としての一種の限界のポイントとしての変化日でありますが、そこで変化せずに方向性を持続させるとすれば当然相場の起点を考え直す必要があるわけです。