報道機関 | 一目均衡表日記

報道機関

 先日、TBSの報道番組で番組とは関係のない政治家の写真が画面上に写り、問題になったとの事です。

以前、サブリミナル画像を入れて問題になったのもTBSだったような気がしますし、私の記憶が確かであれば、オウム真理教の報道番組の修行場面で、アランパーソンズプロジェクトの「I ROBOT」を流していたのもこのテレビ局だったと思います。


必然性のあること、つまり行うべき事を淡々とこなす以前に、このような細工をする人は、およそまともな事は出来ぬはずであります。なぜなら行うべき事はそれを行うべき瞬間があるからで、その瞬間を逃せば意義がなくなる事の方が、特に報道の場合は多いでありましょう。


馬鹿馬鹿しい話ですが、テレビ、新聞などの業界人は一種自分が特別な存在であると勘違いしている人が多いようであります。

ふと一目山人のことを思い出しました。

祖父はテレビドラマなどで新聞記者が自社の旗を立てた自動車で事件現場にどかどかと乗り込むシーンがあるといつも憤慨しておりました。

自分が新聞記者であっただけに、また都新聞が品位のある取材をする新聞社だっただけに、新聞記者の独善性が許せなかったのでありましょう。

もっともチンピラは何時の時代どこの世界にもいるものでありますが。