ニューヨークダウについて | 一目均衡表日記

ニューヨークダウについて

次のような質問を頂きましたのでこの場でお答えします。

「直近のNYダウを見るにつけ、日経平均とは異なり、下げの三波動が直感的には好ましい形に見えたため少し確認をしてみました。(整理の練習が目的です)あくまでも直近の変動のみで、週足や少し長いスパンの確認は未ですが、日経平均に比して下げ止まりを期待できる変動に見えます。」

中略

「高値からの計算値(高安ベース)ではE値には届かないものの、N値を大きく割り込んでいるため、下げ止まりを期待できない様にも解釈できるが、終値ベースのN値及び相場水準での観測では期待できるように見える。   このような場合にはどの様に解釈するのが適当か??」


質問者は5月7日を相場水準と置き基本数値を調べてくださっていますが、8月16日安値が72日目ですから今後76日目、83日目と基本数値は意識するべきでありましょう。

ここで高値からの下げ過程は12日の下落、6日の戻り、7日の下落で8月16日となっています。

5月7日からの76日目は8月16日から5日目、戻り高値からは11日目でありまして、この変化日までに5月7日を上抜くようならば、調整の可能性を考えて良いでしょう。

無論8月16日を割り込むようならば下離れであります。

このようにどちらに解釈すべきかで悩むのではなく(大事なことですが)、こちらであればこうあるべき、というオーソドックスを知ることが大事です。終わってから改めて確認ください。