雑文
昨年のブログで8月15日からトレードをはじめ直ちに3500万円もの損失を出してしまったトレーダーの話を書きました。昨年末には100万程度利益して終えたようでありまして、給料分は無理だったものの何とか赤を出さずに終えたようであります。
今年一年に関しては14000円割れはない、と嘯いていたようでして、既に1000万以上の含み損となっているようです。
同じ誤りを2回繰り返すのは要するに反省がないからでありまして、恐らくは3度、4度、全く同じ失敗をするでしょう。続けられればの話ですが。
悪い経験は積まぬほうが良い、これは特に相場においては強調されるべきでありましょう。
恐らく昨年までの相場変動においては入り口を見誤り、大きな含み損を抱えても結果的に救われた一般者は多いことでしょう。信用取引きをする初心者は多いとの事なので、金利を払いつつ、相場に救われながら大いに錯覚したままの「天才」は案外多かったのではないかと思います。
売買の失敗、成功、これら全てを糧とするには失敗からも成功からも学ぶべきであります。
成功は特に整理すれば、反省すべき点多きことが普通でありまして、逆もまたしかり。
失敗の中にも切り捨ててはならぬ要素も多いのです。