雑文

「新暗行御史」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9A%97%E8%A1%8C%E5%BE%A1%E5%8F%B2 という漫画を時々コンビニで買って通勤途中に読んでいます。

原作、漫画ともに韓国の作家で日本の雑誌に掲載されていたようです。

内容は水戸黄門のファンタジー版といった感じでしょうか。

「この世の理」「本質」という言葉が実に多く出てくるのですがお世辞にも人格者とは言いがたい主人公の魅力を引き立たせて面白く、息抜きになっています。

「正義は自分にあるだと？そうだな・・・そうかもしれねえ・・・でもな・・・お前が正しいと思うのと同様に・・・他人もまた・・・自分が信じる何かを持っているもんだ・・・他人の持っている・・・おのおのの事情・・・他人が守ろうとしている、その何か・・・お前は・・・それをすべて無視してもかまわないほど・・・お前自身の考えが、絶対に正しいと思っているのか・・・俺は違う・・・俺は暗行御史として・・・そんな考えで行う正義がどんなものになるか考えただけでもゾッとするぜ。俺自身の正義を・・・考えてみたことは・・・決してない・・・俺は・・・この世の理ってやつを・・・羅針盤代わりにしているだけだ・・・」

カッコイイデスネ。

この世の理もまた正義と同様主観的になりかねないからこそ「本質」を求める、見ようとすると納得して読むと、ああこういう漢になりたいな、となります。

漫画はともかくとして物事の本質を見極めようとする姿勢こそ大事と信じます。

相場もまた「本質とともにありたい」という姿勢で臨む方が良く、間違っても自分は見極めたなどと勘違いせぬように。勘違いしやすい世界ではありますが。

相場は特にコメントもありませんがNY、為替はやはり気になります。

どちらも大きく崩れておかしくない場所ですが、そうとも思えぬから悩ましいということです。

今週は限定記事でコメントしたいと思います。