一目均衡表日記 -7ページ目

問題は19400円台計算値

今週変動では高値更新無ければ11日まで転換線が僅かに上げ動かなくなる、基準線は13日以降上昇してくることが予め分かっている状態でした。

月曜日のラジオでは基準線までの下落ではいけないが転換線を中心とする騰落であれば上昇相場は充分期待してよいと述べました。


3月4日安値を僅かに割り込んだものの3月12日19000円に載せる結果となっています。

3月2日からは小さなY構成となっており危惧するのはは3月16日変化日の高値決まりでありますが昨日、今日の力強さはおおいに期待してよいものと捉えます。

出発は16日までずれ込んでも問題は無く、19400円台計算値での反応が今後の相場にとって大きなヒントになってくると捉えます。



ユーロドル相場は1月安値からの準備構成ならずV値をも割り込んでしまいました。

高値から43週目の週足の形が決定的に悪いのでありますがそれ故に直感的には3月23日週(47週目)、4月20日週(51週目)まで底打ちの証明はつかぬと考えます。

1月安値は天井から79ヶ月目、02年安値からの上少数に見合うものであるだけにここでのV値割れは下げ三波動をより重視せねばならぬという事でもあります。



勉強会の準備を少しずつ進めています。

今回は一目均衡表第一巻解説を中心に3時間ほどの講義と1時間半程度相場解説といたします。

第一巻それ自体は決して複雑なものではなく解説にそれほど時間を要するものではありません。

多くの方は第一巻で習得すべき基本事項、前提を飛ばして知識を得ようとするためかえって物事を複雑化してしまうのだと思いますが今回は初心に帰って第一巻を勉強していただくこととします。




上昇の極端化はいつか

日経平均株価は今日3月4日で12年6月安値から一巡環(676日)が経過してきた。

3月2日高値18939は昨年10月安値から89日目、昨年5月安値から9月高値まで89日の三波動構成変化日であったが昨年4月安値起点での9月高値E値18863をも超えているのであり上昇余力は充分といえるだろう。

18,800円水準では大きくは13年12月V値18755、目先では2月16日E(1月16日起点)18887などあったのであるが三波動構成の時間内に達成しつつ反動安を演じてはいないのである。


次に計算値が集中するのは19500円どころであり上昇の極端化があるかどうか、極端化が何時始まるかが大事という事になろう。

昨日、今日と日足転換線の上昇に合わせる形で推移できているだけに上昇の極端化は期待しうるところであるが明日3月5日は1月16日安値から35日目、10月安値からの上昇日数35日に見合う変化日である。

日足転換線水準での推移であれば上昇の極端化はより期待しうるところであるが基準線までの下落では改めて高値の超え方が問題となるだろう。


ユーロドルは底値固めを失敗したばかりかその割り方は形が悪いのであり3月第4週までは下げの影響力を考えたほうが良い。

ドル円相場は今週でも来週でもかまわぬが現時点で上昇の条件は整っているものと捉える。

崩れぬまま来週の上昇であれば12月高値を超える上昇になる可能性は高い。


3月勉強会の詳しい告知は今週中にしたいと思います。

第一巻一目均衡表の解説が中心となりますが改めて第一巻発刊の時期について思いをはせていただきたいと思います。

昭和44年が第一巻発刊でありますがその一年前昭和43年は高値を7年ぶりに更新した年でありました。

指数がこれほど長期間高値を更新できていなかったのは89年までこの一回だけでありまして一目山人はその後長らく上げ相場が続くという確信があって発刊に至ったのでありましょう。

それ故に第一巻は相場の放れ、大きく上げるための条件を特に詳しく論じています。

今回の勉強会では第一巻の読み方、受け取り方、一般的な誤解など図表に関することを中心に行います。



勉強会動画について

先週末の勉強会動画販売のお知らせです。

2月13日はドル円、ユーロドル、日経平均株価のコメントと二本の先行スパンの意味について解説しました。

「二本の先行スパンの交叉は変化日である」という認識から均衡表の勉強を始めても良いことは無いという話でもありますが素直に第一巻の簡単な記述を整理していけば三巻週間編の考え方もまたよく分かるというお話をしました。


詳細はこちらからhttp://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html#movie


尚3月は第一巻の解説に特化して勉強会を行う予定です。

改めて一目山人自身の書き表した原著を寄り多くの方に読んでいただく必要を痛切に感じるからでありますが、書籍の値段かそれぞれ先入観をお持ちなのか本を手に取る方があまりにも少ないのであります。

先ずは値段の問題を一時的に少しでも軽減したいという事で一目均衡表第一巻のみ経済変動研究所時代の在庫を半額で提供する事としました。

紙の質が多少異なる以外は全く同じものであります。

数に限りがありますので一応勉強会動画ご購入者のみとさせていただきます。

13年以降に第一巻をお求め下さった方でやはり安い方がよかったという方に対しては動画をサービスいたしますのでお問い合わせ欄からご連絡ください。https://docs.google.com/forms/d/1uBrnYkKM5T5QvsC1vTpG6AfRMiyW14UZ5JrK2hMjk6I/viewform?formkey=dDdjeXJrdXFlQXZGWUh0b3pTZjFmR0E6MQ


さて日経平均株価ですが昨年12月8日を僅かに更新、一応上げ相場の条件は整ったと見てよいと思います。ここで言う上げ相場の条件とは第三巻週間編によるものですがそうでなくとも昨年12月8日重要変化日の高値決まりを否定したのであります。

目先では今日、明日、20日、21日も細かく大事ではありますが今週は今日上げた事実そのものに意義があるのでありましてしばし期待出来る状態であります。

ドル円相場は明日反発できなければ出発までまだ少し時間がかかるという事になりますが果たしてどうでしょう。ユーロドルは3月半ばが非常に大事でありましてこの時期までは底打ちを確定視しません。

個別では金融は非常によい形になっています。

みずほはまだ時間がかかり高値圏で改めて出発できるかどうかが試されることになると見ていますが三菱UFJなどは時間を充分残す形で上げ三波動を明確化させました。

今年前半はこれまでの経験を充分生かすところ、初心者は理想的な経験をつむ大事なところであります。

まだ一目山人の本を読んでいないという方はまずお読みください。

回り道は人生の常ですがこういうところで回り道はいけません。





2月勉強会のお知らせ

急になってしまって申し訳ありませんが今週金曜日に勉強会を行います。

詳細はhttp://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html#study


日経平均株価、ドル円の相場解説、ユーロドルは週間編に即してこの下げ過程を再確認します。

また一目均衡表解説としては二本の先行スパンの交わりについて、一般的な誤解とその弊害について、また週間編も併せてお話しする予定です。


2月27日はラジオ日経にてFXプライムの高野さんの番組に出演予定です。


3月勉強会は3月28日土曜日に行います。

今回は改めて一目均衡表第一巻解説の勉強会と通常の勉強会を二つ行う予定です。



さて日経平均株価について少しだけ。

先週末2月6日は昨年9月高値から89日目、5月安値から9月高値まで89日間の上昇でしたからやはり変化日でありました。

先週変動では基準線を割り込まず直ちに転換線を上抜き2月6日高値は遅行スパンが実線に触れるところだったわけでありまして今日の反応は一応大事だったわけであります。

僅かながら続伸したものの上放れといいきれるか疑問でありまして2月10日の位置と反応待ちという事になるでしょう。

2月10日は昨年4月安値を中心として204日、204日の三波動構成変化日でありますが昨年12月8日高値から42日目、10月安値から76日目の基本数値でもあります。

10日以降の続伸では均衡表は全て好転状態となるはずですし週間編に照らしても上昇を示唆するものとなります。

10日から押すようであれば3月5日まで更にモミアイは延長する可能性がありますがドル円相場、NYダウなど特に足を引っ張るようにも思えません。

入る位置は昨年同様難しい状態が続いていますがもう少し様子を見たいところです。




相場雑感

NYダウは1月7日ようやく陽線となった。

昨年12月16日から12月26日まで8日の上昇に対し12月26日から8日目、昨年9月19日高値17350から76日目でもあり1月6日引け値、7日安値位置での下げ止まりは一応妥当ではあるものの7日高値位置では決定反動の可能性も残る。

今週引け値で17568を超えられないようでは九週足は陰線となることからも1月8日続伸できるかどうかは非常に大事である。


ドル円相場は11月20日高値118.372からのモミアイ相場であり33日目の1月6日は同水準となっている。

基準線、遅行スパンともにギリギリのところであるが上昇時間分のモミアイという事であれば10月15日安値から39日、10月21日からなら35日が大事であり1月8日、13日は大事なチェックポイントとなる。


さて日経平均株価であるが1月7日安値位置は上げ相場を期待する上でギリギリの位置であろう。

12月8日からPであるが12月8日からの時間関係では尚1月13日まで下げの影響力を見なければならない。

九週線では今週の引けが16758以上、来週では17381以上でなければ陰線となってしまうのであり昨年末実線で二度目の陰線外孕みを見せての経過であるだけにここでの反発力は極めて大事なものとなる。



さて1月の勉強は1月23日金曜日となります。

明日からお申し込みは受け付けられるようにします。

年始の変動を見る限り、しばらくは先物よりは個別がやりやすいように思います。

原著読者は三井住友建設、日本化学工業の週足仲値線、九週足をご確認ください。

メールマガジンではしばらく取り上げる機会が増えるかと思います。




新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


昨年末12月29日陰線は外孕みとなり30日の続落によって週足でもYとなっての14年最終週でありました。

年始の続落は当然形は悪いものの、1月5日大発会は変化日、日足均衡表の受動的な好転波確実であるため上昇を期待したいところです。

転換線、基準線割れは同時に遅行スパンの悪化につながりますからそのケースでは17300ないし500水準でのモミアイ延長となるでしょう。

基準線が動き出すのは1月19日以降となりますが9週足陰転の可能性も出てくることとなりますからやはり順調な上昇のためには年始上げるのが望ましいと捉えます。


18,300円水準への達し方、反応を見なければ15年変動についてなんともいえませんが13年5月以来難しかった相場も今年は性質を変えてくることになるでしょう。

期待できる個別は多いと考えます。


1月の勉強会日程は明日告知します。


改めまして今年もよろしくお願いします。


細田哲生

よいお年を

大納会引け値は17450円、29日の陰線は形は悪いのであるがここまで基準線、転換線を割ってはいない。

来年大発会は割り込んでいた転換線は確実に基準線を上抜いてくることになるわけで新年の上昇を期待するものである。

今年一年は結果的には大きなモミアイ相場昨年5月10日週(週足実線と遅行スパンの交わりは重要)から76週目が10月安値であり上昇時間分のモミアイ相場であったわけである。

10月安値からの上昇では大きく上げ1800円に達することが出来たが昨年安値から79週目は11年安値から昨年5月までの79週に見合う。11年安値起点、昨年6月安値中心点の三波動構成では最も小さな計算値がNT17836、12月8日近辺ではこれを超えたのは5日に過ぎず大きな離れにつながらなかったということである。

12月17日安値週は11年安値から161週目、08年10月安値から11年安値まで161週であるからここでも大きな時間経過があったことになるが一応安値決まりを見せているのであり大発会からの上昇、18300円超えでは上昇は極端化するものと見ている。

問題は18300円を超えぬまま一段下げてしまうことであり、そのケースでは九週足は陰転、買えぬという事になりそれは12月17日安値割れにつながりかねぬものとなる。

12月17安値は断じて割ってはいけないが個別銘柄を見る限り条件が整っているものは多いように思う。


いずれにしても結果的には上げた相場であるが、昨年5月高値からなかなか苦しい相場であった。

反省点も多いが今年年末は週間編を再確認したことで自分の見誤りの理由は明確になった。

来年はここ2年間の失敗を生かし良きコメントに努めたい。


今年一年ありがとうございました。

来年も宜しくお願い致します。


一言追加しておきますがやはり原著を読まねば均衡表を奔騰に生かすことには繋がらないと確信します。それなりの理解はそれなりの対応しか出来ぬものでありますし、失敗をそもそもどう生かせるのか考える軸も定まらぬでしょう。

非常にもったいないことだと思います。先行スパンを売り買いのコストだと解説するアホがいますが何故「一目均衡表を読んだこともないし勉強もしたことがないけど個人的にはそう思う」と言えないのでしょうか。

STAP細胞はあります。と同様ではどうしようもないですよ。



勉強会

12月勉強会は久しぶりに土曜日、4時間の長いものとなりました。

出席くださった皆さんありがとうございました。


今回は第三巻週間編解説を中心にお話をしましたがNYダウは前週のYに続きB、ドル円、日経平均株価もY、実線だけでなく仲値線もYとなった状態での勉強会となりました。

しかもドル円は九週足陽転から26週目、昨年日経平均株価の5月高値同様反応を見せる結果となりました。

日経平均株価に関しては重要変化日12月15日で止まらずに日足均衡表も悪化してきたのでありまして高値から9日、17日の間に下げ止まりを見せられるかどうかは極めて大事であります。

10月31日を割り込んでしまうようなら大納会、大発会からの再出発は先ず難しいものとなるでしょう。

好転の表れ方を見せるまでは個別も簡単に手を出しぬくくなります。

動画のお申し込みはこちらから


http://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html


勉強会後公開動画を撮影していただきました。

こちらもご参照ください。


http://youtu.be/L6DX9ZNtdVs

NYダウ

NYダウの週足実線、仲値線、九週足、九週足仲値線を確認すれば12月1日安値で前週安値を下回り、12月2日には前週高値を上回ってきた訳で実線Yは確実に出現することになります。

九週足もまたY、九週足仲値線も週の引け値で17828を超えていればY。

来週変動は一旦天井を迎えるか上昇が明確化するかのいずれかでありまして日経平均株価、為替同様大事なところといえるでしょう。


メールマガジンで少し触れた日本化学でありますがこれは九週足陽転から今週が26週目、今後の相場があるにしても現在位置で買うことは出来ません。


週間編の見方はなかなか便利でありまして単純であるだけに判らぬときは判らぬと言い切ることが出来ます。ただ実際に準備が面倒であること、グラフを書かねばなかなかその判断に信頼をおけるようにはならぬことなどが問題でありましょう。

また一巻、二巻の勉強がおろそかになってしまえば本末転倒ということになります。


勉強会ではそういったことも踏まえて週間編解説を試みる予定です。


詳細はこちらから。http://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html#study


勉強会のお知らせ  

12月勉強会は久しぶりに土曜日、4時間のものになります。

詳細はこちらからhttp://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html#study


一目均衡表第三巻の週間編についてはあまり真剣に勉強してきませんでした。

相場実線に於けるB、Yのみチェックする程度でしたが仲値線、九週足、九週足仲値など実際に調べると非常に多くのことがわかります。

日経平均株価は結果的には76週間の上昇に対し76週間の大きなモミアイ相場、そしてそこからの上昇でありますが週間編に照らせば12年変動であれば10月11月、今年であれば5月、その他のポイントは全ての条件が整っているとはいい難いものがありました。

今週の高値更新は週足実線におけるY出現後のB、上昇相場を大いに示唆することになりますが問題はやはり今年12月に大きな時間関係が経過していくところにあるでしょう。


12月の変化日としては12月9日、15日、30日が大事でありまして目先においてはやはり9日が大事となります。

計算値は17,800円水準に極めて多くのものが集中していますから今日達成したことはやはり評価できるものでありますが現在位置から反動安となっていくようではやはり危惧すべき点多いということになります。


個別では上げ期待できるものが比較的多いように思います。

週間編に照らし条件が整ったもの、整いつつあるものを勉強会では取り上げる予定です。


私もそうでしたから一般的にも週間編はあまり勉強されているとはいい難いものがあります。

実際にグラフを作成するのが面倒ということもあるでしょうが、こればかりは自分で書いてみて経験的にその絶対性を確認しなければなかなか使う気にもなれぬでしょう。


ドル円相場に関しては110円まではよいとしてその後の見誤りは反省しているところです。

いざ動き出せばやはり動きは極めて早いのでありましてその前の段階で充分準備を整えておかねば対応できるものではありません。

ドル円相場の120円超えは12月1月のタイミングであれば一旦天井を迎える可能性は充分あります。

ユーロドル相場も大きく見て年末年始大事な時間経過があるはずですので改めて調べなおしてコメントすることとします。