一目均衡表日記 -5ページ目

変化日経過、はっきりしないが

日経平均株価、6月は8日を変化日として重視しました。

2月安値から4月安値まで40日に対し4月安値から40日目、三波動構成変化日であると同時に長期変遷上も大事なポイントとなります。


14年12月高値18000円水準から366日目、昨年6月高値からの今年2月12日安値までの下落では、その半値水準が17900円どころでありますが2月安値に至る過程での戻り高値が17900円、17900円水準は重要であり、その起点として14年12月高値位置は大事ということであります。

この14年12月高値に至る上昇日数は13年6月安値から366日間でありました。

したがって上昇時間分のモミアイ相場という観点からのモミアイ離れのポイントとして6月8日は大事であります。


また中間波動としての観点からは4月25日高値から30日目、昨年12月30日高値から2月12日安値までの下落日数30日に見合うものでもあります。


6月8日の相場位置は日足基準線、転換選、先行スパン上限と相場実践が重なる位置にありまして遅行スパンもまた各線との交わりを見せているポイントとなります。

週足では転換殻の下離れを見せずに済んでいますが来週受動的に転換選の上昇があるだけに目先下げるようでは週足転換線からの下離れを明確化することになるでしょう。

いずれにせよ6月8日から続伸あればひとまず安心できたものの6月9日の位置を見る限り高値決まりの可能性を残す結果となってしまっています。

個人的には6月28日までなかなかはっきりしないと考えていますがここまで長期的な重要変化日をいくつも経過してきました。

明日の勉強会ではこれらを改めて整理したたうえで目先の注目事項を確認するつもりです。


ドル円相場もまた5月3日安値から26日目、6月7日は大事でありました。

26日間の底値固めとなるかどうかという点重視でありますが戻り高値となって現時点で遅行スパン割れという状態であります。

かろうじて5月3日を割っていないという状態であり、次の重要変化日6月21日まで時間があるということはやはり注意すべきであります。

ユーロドルも一昨年から続いてきた長期モミアイ相場が離れるかどうか改めて問われている局面でありまして今回はドル円、ユーロドル相場についてもお話しすることとします。



NYダウについては長らく解説していませんがこれについては私の仕事が少し落ち着いてからということにいたします。



FX攻略.comでの一目均衡表入門は今月発売の8月号で4回目となります。

波動中心の4回でしたが次回から図表のことになっていく予定です。


さて明日の勉強会は次の通り。


http://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html#study











お知らせ

3月19日発売のFX攻略.comhttps://twitter.com/fx_koryaku_com 5月号からしばし一目均衡表の特集続きます。

私も監修として参加しますが非常に力が入っています。是非ご覧下さい。 https://t.co/5v3xoaIQyw


さて3月11日の勉強会では2月相場のまとめと3月の重要変化日を中心に相場コメントを。

日経平均株価、ドル円、ユーロドル、NYダウについてお話します。

詳細はこちらから

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一巡環変化日

随分久しぶりになってしまいました。

今年初めてのブログになります。

さて年始から大きく崩れた日経平均株価ですが今日2月24日、来週2月29日を重視します。

2月24日は13年5月高値15950から一巡環676日目となりますがこのような大事な時間経過で同じ値段をつけてくるという事実はやはり大事にすべきであります。

受動的に下げてきた日足転換線につられて下げなかったことは一応評価してよいものの2月安値からの反発力は不十分すぎるだけにしばし下げは警戒せねばなりません。

ドル円、NYダウもまた大事なところでありまして特にドル円相場は今日明日にでも2月安値が底堅いものになるかどうかはっきりさせてくることになると考えます。

日経平均株価、ドル円ともに2月は重要変化月であるだけに3月にはいって安値を更新するようでは下げ時代をはっきりさせてくることになるでしょう。

また2月安値が底だとしても直ちに上げに繋がっていける相場状態ではありません。

いずれにしても時間はかかるでしょう。

さて勉強会ですが3月11日金曜日開催となります。

今年は少し忙しく4時間の勉強会は行うことが出来ぬと思いますが雑誌など露出は増えそうです。

勉強会はこちらからhttp://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html

FX攻略.comという月刊誌がありまして4月号にて対談に参加させていただきました。

5月号からしばし均衡表の特集があり監修として参加する予定です。

よいお年を

毎年5月の連休と正月は休みなどなく相場は有れば良いのになどと思っていたのですが今年に限っては一週間ほど相場がなければ良いのにと思ってしまっています。

年内のまとめ、来年の想定などぎりぎりになってもまだ終わっていません。

来年はもう少し余裕を持って仕事に取り組みたいと思います。


さて今年のまとめでありますが15年変動は2000年高値をなんとか上抜くことができたという点で評価できるものであったとの結論です。

今年1月からの上昇では07年高値18300円水準での反応が心配なところでありましたがこれを簡単に通過、8月からの下落では18000円水準を簡単に割り込んでしまったものの8月末から10月15日までしっかりとこの水準でモミアイを演じております。

年足基準線は16年17100円どころまで下げることとなりますが9月までの下落でこの値段まで叩いてきた点も評価できるところでありまして今後下落するにしても下げ相場化へ直結する状態ではないという見方はあってよいでしょう。


問題は重視する1月5日変化日からの相場があるかどうかということでありますが、年始1月5日は大事ではあるにしてもここからの上昇相場出発へは繋がらぬと考えます。

9週足、9か月足、各均衡表をご参照ください。


今年一年前半は別としてなかなか難しい相場でありました。

あまり締ったコメントできず反省点多々ありますが昨年よりは改善されたとの認識であります。

来年はよりよいコメントを。

今年一年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

皆様良いお年をお迎えください。



12月15日からの急反発を評価

月曜日のラジオでは変化日12月15日以降の続落はいけないと述べました。

14日の時点では先行スパンに触れたとはいえ12月11日安値割れの勢いが懸念され下げ止まりを確信できなかったこともありますが何よりも大事な変化日が重なるポイントでありました。


先ず一点は昨年10月安値から今年6月高値まで167日間の上昇に対し4月10日から167日目、モミアイ相場の大事な節目である点です。12月1日変化日を前に一度は4月10日水準に戻していることもありここでは15日安値決まりを見せるかどうかが大事でありました。

また一巡環変化日としては13年4月2日からの676日目1月5日を重視していますが日経平均株価における最近の変動では665日がより影響力を持っているように思います。

これは09年3月安値から11年11月安値までの二波動構成665日の影響が尚続いてきているという事かと思いますが12年6月安値、7月安値、10月安値、11月安値からの665日目をお調べください。

12月15日は13年4月2日から665日目でもあります。

明日12月18日は13年3月21日高値から676日目日足遅行スパンを見れば高値決まりが懸念されるところでありますが今週の上昇によって悪化が懸念された9週足、9ヶ月足の陽連継続は確かなものとなっています。

また月足ザラバでの仲値線は12月変動で上げBを確定しているだけでなく寄引のみでの仲値線も上げB出現の可能性は考えて良い位置につけてきました。

改めて年始の相場は大事でありまして予定通り勉強会では日経平均株価解説と完結編P96からの確認をする事とします。

勉強会参加者の方が9週足だけでなく3週足、26週足、9ヶ月足のグラフを作成してくださったのでこの解説も少しする予定でありますが改めて08年安値からの相場変遷を確認しておきましょう。


勉強会はこちらから。

日が迫っていますので参加費は当日お持ちいただいても結構です。

http://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html



勉強会のお知らせ

12月勉強会は土曜日開催、休憩を入れて4時間の予定です。

http://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html


半分は通常の形で、今年のまとめと来年のポイントを。

半分は第二巻完結編「ダウ均衡表」部分の再確認を。時間が許せばこの間の変動を週間編方式で確認し完結編での判断ポイントとの比較を行いたいと思います。



さて最重要視するのは来年1月5日、13年4月安値から一巡環(676日目)、12年6月安値から880日目(08年10月安値から12年6月安値まで880日間)、今年9月29日から65日目(6月高値から9月29日まで66日の下落)と大きなスパンでの重なりが見られるポイントとなります。

3月23日、4月10日、23日、5月28日からの時間としては14年10月安値から今年6月高値までの167日間が大事でありまして3月23日から167日目は11月25日同水準で経過、4月10日から167日目12月15日、4月23日から167日目12月29日もまた大事ということになります。

一巡環の時間経過は正確に676日よりもむしろ665日目に大きな動きを見せるケースがここまで多々ありました。

その点では13年4月2日から665日目12月15日は大事でありますし13年3月21日から665日目12月3日、676日目12月18日もまた大事であります。


今日12月9日は日足基準線を割り込む形で引けました。

3月23日水準を通過し4月10日水準達成後の下落でありまして直近での日足転換線が3月23日水準である事を考えればやはりギリギリのポイントであります。12月1日高値から4日、4日の三波動構成となっているだけでなく明日日足基準線は一段上げてくることが予定されていますので続落ではやはり調整でありましょう。明日の下落では11月16日安値を割ることに繋がりますし週足変遷においても実線下げBが出てしまうことになります。

とはいうものの果たして相場が崩れるかは疑問でありまして九週足は容易に崩れるものではありません。

陽連を続けてきた九ヶ月足も12月変動では19129以下で引けて始めて陰転してくることになります。

19日の勉強会ではいくつかハッキリしているでしょうが今のところは夜半、明日の反応を見極める必要があるでしょう。


九週足から見て大事

九週足は当週の終値と9週前(当週を含め)の寄り付きとで作成する足である。

9の遅行スパンと考え方は同じであるがこの陰陽数、基本数値、対等数値での変化は極めて大事なものとなる。

日経平均株価の九週足は先週変動で9陰連となり、今週の変動は特に大事であるが今週引けでは19075以上、来週では19006以上、再来週ならば17674以上でなければ陽転出来ぬ事が予めわかる。

その点では9陰連以上続く可能性が高く容易に上げと出来ないのであるが九ヶ月足に目を向ければ11月変動では18869以上で引けねば九ヶ月足は陰転してしまうだけに今週の上昇はそれ自体評価すべきといえるだろう。


九週足の陰連では9、13、17など基本数値で陽転するケースは多い。(ユーロドルの昨年5月高値からの変動は顕著であり9、17、26など陽転出来ずに下げを強調する結果となった。実に51陽連を経てその後の9陽連で底値モミをようやく明確化させた変動といえる。)

今年8月からの各変動の時間は9週としてもそれぞれ陰転のポイントは異なるのであるが先週から順次基本数値での陰連を経過してくるものは極めて多い。


上海総合指数、NYダウは先週で17陰連、先週末の水準で引ければこれらは確実に陽転してくるが上海総合指数は少し微妙、NYダウはこの陽転で恐らくは準備構成の柱をつくれる可能性がでてきたと見る。

個別ではソニーが先週段階で16陰連、今週17週目であるが陽転はほぼ確実なものとなった。

トヨタは先週段階で12陰連、今週13週目でこれもまた陽転出来るだろう。

野村は先週段階で9陰連、13週目どうかが大事。

みずほ11陰連、三菱UFJ12陰連、これらは13週目、17週目のあり方が大事であろう。

ソフトバンクは今週で9陰連、ファーストリテイリングは先週で9陰連であるが現状見る限り更に陰連は続く。

何れもここ数週で一段下げれば陰連は更に続くという事でありここでは崩れぬことが大事である。

また九週足の陽転はそのまま上げ相場を肯定するものではなく既に9陰連以上を出してしまった相場では4陽、5陽で本格的下げ時代を迎えるケースも多い。


注目すすべきは東京電力。

14年年末に陽転してからは17陽連、8陰連、21陽連を経て先週まで3陰連という状態であった。

今週陰転から4週目九週足は今週827以上、来週839以上、再来週769以上で陽転する事となるがこれは上記陰連数多きものと逆であり4陰、5陰後の陽連は上昇相場を明確化させやすい。

そういう訳で各銘柄状況は異なるが九週足の陽転が期待できるものが出て来たという事で(既に陽転で来たものも含めて)今週変動は評価したい。

ただし昨日は日足で陰線Yとなっている銘柄が多くその点懸念しているところではある。


また日経平均株価変化日としては10月19日を重要視していた。

10月19日は昨年4月安値から今年1月16日まで187日間に対し1月16日安値から187日目。

重要な節目からの基本数値の重なりも多く19日高値決まりで下げ幅を出してしまうようではここまで18,000円水準が重要になっているだけに気になるところではあった。

一先ず相場水準を変化日で通過という事であり10月22日高値は19日を中心として3、3、9月29日から9、9と三波動構成変化日で上昇幅は受動的なものに限定されてしまっている。

現時点でやはり上値は重いのであるが週間編に照らせば一応仲値線で上げB出現となっているのであり9月29日の実線Yから崩れず上げB出現、九週足の陽転も近いという事であり一応はし堅調な相場は続くとしてよいだろう。


さて明日の勉強会では週足の時間関係を確認するつもりであったがこちらはごく簡単な説明とする。

NYダウ、日経平均株価月足(週間編方式による)を中心に各個別銘柄を確認する事とする。

詳細はhttp://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html



相場コメント

9月が終了し9月の引けは17388、僅かであるが今年1月寄り付き17325を上抜いた状態で引けたことは評価できるだろう。

九ヶ月足は昨年9月から13陽連、10月は17536以上で陽連が続くこととなる。

日経平均株価九ヶ月足は2009年7月から10陽連、7陰連、1陽、1陰(10陽連に対して9陰連と見てよい)で11年1月。11年2月から6陽連、6陰連を経て2陽、2陰で12年5月。

12年6月の1陽、7月の1陰から3陽連、11月1陰を経て12年12月から陽連が続いてきたのであり12年12月から14年7月まで20陽連、8月1陰となり9月からここまで13陽連である。

12年6月安値からみれば九ヶ月足での陰線は僅か3本、これら陰線を無視し陽連の出発を12年7月とおけば9本目が13年5月、17本目が12月、26本目が14年9月、33本目が今年4月、37ヶ月目が今年8月であった。

12年12月から見れば今年8月は33本目であるためやはり今年8月は警戒すべき月であったという事でもあるがこの陽連が基本数値を越えて続くことはここまで非常に悪いが僅かな救いになっているという事である。


無論今週の安値割れは8月25日、9月8日という非常に大事な変化日での安値を割ってしまっただけに楽観できぬ訳であるがあまり悪いことを強調しすぎることも良くないと思う。

今年1月安値割れをもって12年末からの上げ相場終了の判断を下したいと思う。

一応明日8月25日と9月8日の確認を。


楽観視しすぎたが

先週末のメールマガジンコメントではかなり楽観的に3月23日水準での下げ止まりを期待してしまった。

月曜日のラジオでは下げ止まりの気配無く7月9日のE計算値は念頭に置くべきことと述べたが昨晩のシカゴではE値17278を割り込む結果となってしまった。

もっともここでの細かいチャートを見る限り計算値は割り込んでいるものの計算値水準の二点と安値で逆三尊を成している。

週足先行スパン上限水準であると同時にこの水準は33週前、42週前と同じ水準である。

変化日8月27日でその証明を得たいところであるが下げ止まりと見たい。


悪さがはっきりしている中国株式は別としてNYダウが気になるところであるがこれについては週末整理したい。

さて昨年末から週間編を中心のコメントが多くなっているがこのような変動の際には改めて第二巻完結編を再確認していただきたい。

大天井はまだ先のことと判断する。




勉強会のお知らせ

8月14日金曜日となります。

詳細はこちらから。

http://www.ichimokukinkouhyou.jp/service/study.html



さて今年8月は2008年10月安値から基本数値83ヶ月目、過去変遷を辿れば83の区切りは多く89年天井までの月数87ヶ月と同様に重視しているものです。

87ヶ月目は今年12月、相場の基点を08年10月と置くか09年3月と置くか、12年6月と置くか日経平均株価の場合悩ましい点もありますが来年の年足基準線の極端な下落を考えれば今年8月12月は無視するわけにはいきません。


8月の重要変化日としては8月4日、18日を重視して来ました。

8月4日は12年6月安値を起点として13年12月高値を中心点とする390日、390日の三波動構成変化日。

14年5月安値から12月高値まで138日に対し今年1月安値から137日目でもあります。

14年4月安値から5月安値までは26日間は昨年12月高値から今年1月安値まで25日間に見合っていますから14年4月安値を起点としてもほぼ時間関係は一致してきます。

また1月安値から4月23日まで69日間に対して4月23日から69日目でもありまして上昇時間に対するモミアイの時間としての8月4日現在位置が問われるという事でありました。

いまひとつよくわからない今日の変動でありますがここでは週間編方式を重視します。

今週は九週線陽転から26週目、20537以上で引けを迎えれば26陽連となりさらに陽連が続く可能性が高くなります。

また7月21日高値週で一度目の上げBが出ていますから今週、来週の高値更新は二回目のB出現であり上昇を充分期待できるものでもあります。

今週九週足が陰転しても下げ幅が極端でない限り陰連はの可能性は薄いのでありますがその場合は8月18日から出られるかどうかという事になるでしょう。


8月18日は12年11月安値から一巡環(676日目)。

勉強会では重要変化日直前の相場のあり方を確認する事になります。


第三巻週間編を昨年から多く取り上げていますが読者の方は上海総合指数、東京電力などよい勉強になるでしょう。

下げ相場ではユーロドルなど非常に典型的であります。