一目均衡表日記 -84ページ目

日経平均株価のこと

 変化日を9月12日、20日と置き、今のところ20日をより重視しておりますが、前場で8月28日安値を割ったので幾つか注意点を。

この変化日は、4月7日までの上昇日数に対する対等数値でありまして、4月7日から109日目、9月20日は114日目ですから、直感的にも9月20日のほうがより重要と判ります。

現在のところ中間波動終了の節目としてその顕れ方を確認する事となります。

ここで12日変化日の可能性が高いと考えるならば、細かく8月16日からY波動を形成して、この中間波動からの放れでなければならず、20日までに16400は簡単に通過する上昇力を見せねばならない事予め想定可能であります。


この場合、Y波動形成が7月4日高値のS点に留まり、同時に基準線からの出発、という事で僅かながら可能性があるのであります。(もっとも現時点で下げ止まりか否かも判りません。)


現状としては大いに警戒が必要なのでありまして9月20日には基準線、転換線共にその位置を変えていきますし、遅行スパンも実線に触れる事となります。


為替のコメントもしたいところですが、時間がとれません。

ユーロ円は基準線と転換線の位置関係に注意し、(交わらないで再出発なら当然高値更新で買いの判断となり、交わりつつ実線が上げなければ放れのポイントを探ることになります。)

ユーロドル、ドル円は少し悩むところであります。

お礼を一言

 個別銘柄解説について、ご意見、ご要望をお願いしたところ、いくつかお便りを頂きました。

明日のメールマガジンでお礼を、と思っていたところ、書きそびれてしまいました。

この場を借りて、お礼申し上げます。

ありがとうございました。



訂正です

昨日のコメントで訂正部分があります。

「今回の場合は微妙でありまして、今のところ、はっきりとは判りませんが、このまま15078を割ってきた時には、9月4日高値16414-15078=1336、14045-1336=13709までの下落はあってしかるべきとの想定が時に成り立つこともご記憶ください。」

「15078-1336=13709」が正しいものとなります。


ご指摘くださった方ありがとうございます。



今日、為替について書きました。多くの方はユーロ円に注目しているかと思いますが、これは次回書きます。

上昇余力を残しているものの、一端は調整が妥当でありまして、それが短期になるか長期なるかを下げの初動で想定する事になるでしょう。ユーロドルは4月以来書いていませんでしたので、大変疲れました。あまり出来には満足できませんが、御覧下さい。

明日こちらhttp://www.fortune-capital.co.jp/index.php?pageId=36 で更新されると思います。




先行スパンの交差

 先行スパンの交差を変化日として固定化する人も多いので、注意を。

今日の日経平均株価日足均衡表では先行スパン上限が15078、下限が15072でありまして、明日以降位置関係を変えていくのであります。

だから今日変化日として重要である、と決め付けている人がおられれば後日大変な失敗につながりかねないと思いますので、どのような場合に先行スパンの交差を注意すべきかコメントしておきます。


 先ず二本の先行スパンはそれぞれ過去52日間の半値を26日先行させたもの(一般的に上げ相場では下限、下げ相場では上限として働く)と、基準線と転換線の半値を26日先行させたもの(上げ相場では上限、下げ相場では下限)でありますが、この二本の線の交わりはその値段が「相場水準」として重要である事を示唆するものです。

相場水準として重要であるという事は、ある限られた期間は相場水準を値段の中心としたモミアイである可能性が高い、という事でありまして、もしも予め変化日と想定する時にはその値段と、そこに至る過程は重要なのであります。


今日、先行スパンが交わる事は8月3日の時点で判るのでありますが、15078が相場水準として重要であれば、6月14日安値と15078までの値幅分の上昇は、相場水準の位置から成されても良いでしょう。

15078×2-14045=16111となりますが、この値段は5月29日高値の値段でありまして、8月3日からの変動が、極端にモミアイでの高値を超えるようであれば、今日の変動は無視する方が自然であります。

またモミアイでの高値をつける場合も、最安値からの三波動構成はあるべきですから、先行スパンが交差する時に、モミアイでの高値をつけつつ、三波動の時間関係が一致する時に、特に警戒するのであります。


今回の場合は微妙でありまして、今のところ、はっきりとは判りませんが、このまま15078を割ってきた時には、9月4日高値16414-15078=1336、14045-1336=13709までの下落はあってしかるべきとの想定が時に成り立つこともご記憶ください。


さて15078が相場水準として大事であるかどうかは、基準線を割るまでははっきりとしないことであります。

9月12日、20日に向けどのような変動が望ましいが、ご自身でお考え下さい。



明日為替のコメントを書きます(更新は土曜日)。

随分ながきに渡り私自身の軸が定まらなかったのでありますが、ようやく修正が利いてきたように感じます。

やはりコマメニ、真剣にやらねば後が大変になります。


勉強会のお申し込みはこちらから、ichimokusanjin@jcom.home.ne.jp

9月23日発売の「株価予報」(竹内一、実業之日本社)でのコメントが中心となります。



雑文

 先日、週刊誌を見ていたら、日経平均株価7600円を唯一的中させたアナリスト、という紹介でR証券のF氏がコメントしていました。 いつのまにか的中させた事になっているのか、私が不勉強でそのような素晴らしい予測を読んでいないだけか知りませんが、私の知る限りでは1万円割れ以前から強く上げ相場を主張していたような気がします。 予め想定しておく事は大事であります。 仮に想定の通りに相場が動いてくれれば、適切に対応出来るのは当然の事ですが、罫線自体の特色を最大限生かすためには相場観が適切であったほうが良いからです。 しかしより大事な事は、想定通り7600円を付けたときに、確信を持って底入れを判断できるかどうかなのでありまして、その意味で言えば7600円を当てずとも、その後の経過で上げを確信出来る事の方がはるかに重要であります。 紹介の仕方はそれぞれ勝手にやれば良いとは思いますが、少なくとも「唯一、的中させた」のであれば、具体的にその相場観へ至る道筋を読者に想像ぐらいはさせて欲しいのでありまして、私は少なくともこの人のレベルを信用できません。 我こそは一番相場が判っているのだ、という自負は、それこそ売買や、相場コメントそのものに込めるべきであります。

日経平均株価

 今日の上昇で8月22日高値を上抜きましたので、いくつか注意点を。

先ず上抜いた事で22日からの下落を第二波動と置く事になりまして、目先8月22日から12日間の上げはあるべきと捉える事が出来ます。(12日間の上昇に対し12日間の二波動構成)

更に8月28日から12日目(9月12日)、16日目(9月19日)が変化日と置けるでしょう。

ここで、4月7日を中心とする対等数値で、109日目、114日目が重要なのでありますが、

109日目が9月12日、114日目が9月20日でありまして、この日に高値をつけ下落に転ずる事は下げを示唆する事ご注意ください。


また値段も重要でありまして、今回の上昇によって昨年12月29日(高値16225)あるいは1月13日(高値16490)が相場水準として生きてくる可能性が出てきています。

がこの事は同時に起点からの基本数値で、同時に相場水準からの下落では、下放れを示唆するものとなりますので、この値段における反応の有無は大事といえます。

12月29日から176日目が9月12日、その他変化日が出せますが、何れにせよこれを簡単に通過できないようでは、今回の上昇の独立性を確認できません。




個別銘柄解説について

 今月から新たに銘柄解説を行いますが、第一回目はトヨタ自動車であります。

インフォシークマネーで幾つかランキングがあり、その中で目に付いた銘柄がトヨタ自動車と三菱自動車でありました。

時間関係、計算値等全て出した上で始めますと、なかなか簡単にはコメントできませんが、今回はトヨタ自動車の変遷を解説する事にしました。

せっかくですので10月は三菱自動車の解説を予定しております。


今回説明原稿が6枚を超えまして、当然このペースでは継続する事が出来ません。

思ったより大変でありまして、やりながらどう工夫出来るか考えていくつもりです。


為替も今ひとつはっきりとしませんが、ドル円など続伸出来ないようなら一端悪化する事は念頭に置くべきでしょう。来週の変動は要注意であります。



9月の勉強会は定員25名となります。お早めに御申し込みください。変化日後のコメントは勉強会でする事とします。

お知らせ

■フォーチュンレポートを更新いたしました
http://www.fortune-capital.co.jp/index.php?pageI
今回は、ドル円相場についてです。

■均衡表講演会のお知らせ
日時:9/30(土)16:00~18:00
初心者の方は、15:00より均衡表についてご説明いたします。

会場:鉄鋼会館(茅場町)http://www.tekko-kaikan.co.jp/access/access.html
会費:5000円
講師:細田哲生
内容:15:00~16:00一目均衡表の作成方法と基本的な考え方(希望者のみ)
    16:00~17:00罫線の転換サインについて(一目均衡表の考え方から捉え直す)

    17:00~18:00日経平均株価解説

定員:25人


お申し込みはメールにてichimokusanjin@jcom.home.ne.jp

本日より受け付けを開始いたします。


また勉強会後、飲み会をいたします。(会費3000円程度)

ご希望の方は「飲み会参加」とご記入ください。



日経平均株価のこと

 メールマガジンや、勉強会では4月7日高値から114日目(ご自分で確認ください。)までの調整が望ましく、この日までの続伸ならば、充分に値幅を取らねばならないとコメントしております。

調整の目安として、日足基準線、最大でも8月7日安値を押しの限界と見なしているのでありますが、よくよく考えてみますと、やはりどちらの場合も上げ相場を積極的に肯定できないのであります。


変化日後の変動、特に反発力の規模をを安易に想定できぬという事でありまして、その場において考慮すれば良い事をもって、安易に期待感のみ膨らますべきではないということが一つあります。

もう一点は今週末のメールマガジンでコメントする事としまして、週足、月足での均衡表の位置から、変化日における相場の位置を想定してみてください。


竹内先生のコメントは無期延期となりまして、新たに個別銘柄について均衡表における解説を始めるつもりであります。

読者の方からいくつかご希望を頂いておりますが、準備期間が絶対的に足りませんので9月はトヨタ自動車の相場コメントを予定しております。

ものの見方、考え方を培うヒントにして頂きたいと考えておりますが、解説の形式は一定ではなく読者のご要望を取り入れながら、実のあるものにしたいと思いますので、ご意見をお寄せください。


なかなか時間が取れない、というよりも、積極的に新たな意欲が湧かずブログの方は更新が減るかと思います。

ご了承ください。

雑文

忙しいとますます頭の冴える人と、空っぽになって何も考えられなくなる人に分けられるかと思いますが、今週の私は後者であります。


昨日の勉強会ではつたない説明ながら、頭を使い切ってしまった感じでありまして、何も考えがまとまりません。

何年か前までは年に4回しかない勉強会のたびに疲れ果てていた事を思い出しました。

当時は時間だけは充分ありましたので、読書や、人との会話の中で、じっくりと思考をまとめる事が出来ました。


明日一日、じっくり休んで、心機一転がんばります。

勉強会では始めて出席された方が多かったのですが、何か疑問点がございましたらメールにて御質問ください。

計算値の活用は自得するほかありませんので、こまめにグラフに書き込みながら、大事と思う計算値での時間関係を検証ください。

皆さんお疲れ様でした。


為替は来週という事になります。暫くお待ちください。